iBook G4 HDDトラブル (2) – HDD交換

金曜日の晩に会社から帰ってきたところ、唸り音が再発していたので、いよいよHDDを交換してやることにしました。

iBook G4のHDDを交換するために必要な各部の解体手順はググれば結構出てきますが、一番まとまっている、

iBook G4 12″ Disassembly: Installing Hard Drive Replacement

を参考にしました。手順を見るとわかりますが、あまりネジの見えない外装とは異なり、内部では沢山のネジが使われています。ネジの長さ等の種類も多いので注意が必要そうだ…と気合いを入れて作業開始。上記サイトにネジのリストのPDFがあったのでそれをプリントアウトして、外したネジはそこに整理しつつ進めます。

しかし、本体側を表から裏から分解しなくてはいけないので面倒です。概ね作業は順調に進みましたが、上面側の最後の砦ともいうべきシールドパネルを14本のネジがえらくキツく固定されているものが多くて外し難くて難儀しました。手持ちのドライバーが微妙に小さめなのが敗因だな…ということで作業を中断して就寝。

土曜の朝、10時を回ったところで近所のオリンピックでドライバーを物色。残念ながら出来の良さそうな0番のドライバーなんて扱っておらず、組みドライバーで比較的マシそうなのを買ってきて、作業を再開。昨晩使っていたものに比べればマシでほとんどのネジは外すことができましたが、左下隅の1本が昨晩の作業でネジ山をなめ気味な状態でなんともならず。まあ、外せなくなったネジが内側寄りの位置でなかったのが幸い…と、シールドパネルを折り曲げて処理してしまいました。

古いHDD(TOSHIBA MK3025GAS)を取り外して新しいHDD(HITACHI HTS541212H9AT00)を取り付けた後、分解した逆の手順で組み立て。こちらは比較的スイスイと進みましたが、上下のシールドパネルが噛み合っていたりするので慎重に作業しなければならないのは同様ですね。ちなみに、古い方はMADE IN CHINAで、新しい方はMADE IN THAILANDでした。古い方、新しい方と言っても、メーカーが違うので生産地が違うのはおかしくないですね。

組み立て終わって電源投入。システムプロファイラでも新しいHDDが正常に認識できていたので、ディスクユーティリティでパーティションを作成してMac OS Xのインストール。インストール終了後、バックアップからファイルを戻してやり、Webサーバの設定を修正したりして、とりあえず復活することができました。細かい設定等は追々調整してやろうと思います。

とりあえず、今後iBook G4のHDD交換をされる方は、T8のトルクスドライバーはもちろんですが、0番のしっかりしたプラスドライバーも重要ですよー。今後のため、私も良いモノを調達しておこうと思います。

やはり、今のMacBookくらいHDD交換が楽になっているのがイイですね。いやホントに。

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