今月アタマに発売されたアップルの新しいマウス「Mighty Mouse」をヨドバシの Mac 売り場で触ってきました。外見は従来の 1 ボタンマウスとあまり変わってない(クリアだったのがホワイトになってますが)ように見えるものの、ボタン部分にタッチセンサーが設けられていて、クリック時に触っている場所によって左右が判断され 2ボタンとして動作するという、ずっと 1ボタンマウスで通してきた Mac としては画期的なヤツです。
私はマウスを使う時、親指と薬指でマウスを左右から保持し、人差し指と中指を左右ボタンに置く、という持ち方をするので、右クリックする場合は人差し指を浮かせるようにしなければならない。大したことではないですが、少し慣れが必要ですね。それを除けばボタンのクリック感などは悪くないです。
最近の PC 用マウスならホイールが付いている部分には径の小さなトラックボール状の「スクロールボール」があります。指でくりくり回してやるとウィンドウのスクロールができるようになっています。各方向に動くので便利ですが、ボール径が小さいこともあって、長い距離をスクロールさせるには何度も指を動かすことになるのが残念。この辺は設定で変更できるのかもしれませんが。
マウスの左右にある感圧センサボタンは両側からつまむような感じで押すことになるのですが、これも位置が私のマウスを持つポジションと微妙にズレているのが残念。こちらも少し慣れが必要そうです。とは言え、左右から押すという操作は使いやすくてイイです。デモ機では Mac OS X Tiger の Dashboard が開くようになっていましたが、これはなかなか使いやすそう。
マイクロソフトの IntelliMouse Explorer 系では左側面に 2個のボタンが設けられていて、これを「進む」「戻る」に割り当てていたりしますが、私はこれが苦手で、左右にボタンのある IntelliMouse Optical を使っています。残念ながらこのタイプのボタン配置は主流ではないようで新モデルが出ないのが残念で…。というわけで、Mighty Mouse がそれに近い側面ボタンなのは嬉しいのです。
さて。触ってみた結果、購入に至ったかというと、今回は保留ということにしました。なぜかというと私の iBook G4 はまだ Tiger にアップグレードしていないから。Mighty Mouse の機能をフルに利用するには Tiger が必要で、以前の Mac OS X では制約が付くんですよね。それでは悔しいので、購入するなら Tiger へのアップグレードをしてから、ということにしたいと思います。もし、Tiger 以前の Mac OS X でもソフトウェアアップデートで使える、ということになったら、それより早く買うかもしれませんけど。:-)
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